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9月28日(月)放送朝会-秋の交通安全週間-
マスクをしたまま気持ちを込めて「おはようございます」のあいさつをした後、今週木曜日からいよいよ10月になります。涼しくなっていくので体調管理をしっかり行いましょう。今は「秋の交通安全週間」まっただ中ですから始めました。今朝も放送による朝会です。国都区のポスターを使って話をしました。以下お話の概要です。
交通安全週間は春と秋にあります。普段から、交通事故には気をつけるようにおうちの人や先生たちから何度も言われています。さらに、春と秋の交通安全週間があります。どうしてこんなに交通安全に注意するように話をするのかというと、分かっていることでもちょっとした油断が交通事故につながるからです。また、こちらがいくら注意していても、交通事故にあうときがあるからです。国や都道府県、区市町村も交通安全には力を入れています。
例えば、1枚目は国の内閣府のポスターです。「反射材確認!お先にどうぞ!」と書かれています。
2・3枚目は、東京都のポスターです。「夕暮れ時、みんなを守る早めのライトと反射材!!」と書かれています。続く3枚目には、今回の運動の重点として、子ども向け 高齢者向け 夕暮れ時と夜間 飲酒運転 二輪車の交通事故に触れられています。道路を横断するときの注意として 運転手さんの顔を見る 手を上げて合図をする 足を一歩踏み出す などと書かれています。
4枚目は江東区のポスターです。コトミちゃんを先頭に園児が手を上げて横断歩道を渡っています。「交通事故は減っていますが、交通事故で死んだ人は増えています」と書かれています。また、要注意なのが「道路で使うと危ないローラースケート スケートボード キックボードなどに気をつけましょう」と書かれています。
今年のスローガンで共通しているのは、反射材です。先日の秋分の日を境に夕方暗くなるのが早くなっています。夕暮れ時や夜間の交通事故が増えます。真っ暗な中で運転していると、ピカッと光る反射材があるのとないのとでは、運転手さんの運転の仕方が全く違います。
今見てきたように、どうして国や都や区がこんなに力を入れているか。被害者はもちろん、加害者にとっても絶対に起こしてはいけない事故だからです。交通事故で皆さんの大切な命を落としてほしくないからです。
皆さんだって、加害者になる場合があります。自転車を乗っているときです。何年か前に、自転車をぶつけてお年寄りが亡くなるという事故がありました。スピードを出していたので、小学生とその家族に1億円の賠償請求が下されました。秋の交通安全週間は今週の30日で終わりますが、どうか、交通事故に遭わないように、交通事故を起こさないように、交通安全のために自分の行動を見直してください。と言うような話をしました。
どうぞ、ご家庭でも「いってらっしゃい」の後に「交通事故に気をつけなさいよ!」を毎日付け加えていただければと思います。
公開日:2020年09月28日 11:00:00