【タイトル】
令和7年3月3日(月)全校Meet朝会―立つ鳥跡を濁さず&キャリアパスポート―【本文】
おはようございます。 昨日の暖かいあと今週の寒さ、朝が一番暖かいなんて変ですね。体調管理気を付けましょうという話をしました。 そして心配なこと二つ。一つはアメリカとウクライナ、仲直りできるといいな。もう一つは、岩手県大船渡の山火事。大規模山火事なんてアメリカとかオーストラリアの話かと思っていたらナント日本でも。大変です。日本での山火事の原因は人だそうです。バーベキューや花火、たき火など気を付けないといけないと改めて感じました。 さて、今回は、いよいよ「1年間のまとめ」の時期ですという話をしました。 このように物事の終わりをしっかりとやり遂げることを表したことわざに「立つ鳥跡を濁さず」というものがあります。これは冬に暖かな日本で過ごした鳥が北に帰って行くときに、 子育てを終えて巣立っていくときに、鳥の巣の中を見ると巣の中がとてもきれいになっていることに気がついて作られた言葉です。使い終わった巣をこれから先、使うことがなくてもきれいにして去って行く、素晴らしいな、人間もこうありたいものだなと思ってできたことわざです。 また、水面を飛び立つ鳥が水を濁さずに飛び去っていく様を表すことわざというようにも使われています。遠足の時、「来たときよりも美しく!!」と同じです。 これと反対のことわざもあります。「後は野となれ山となれ」です。それまで手入れした土地や家がこのあと草ぼうぼうの野原になろうが、木が生えて山のようにろうが、知ったことではない。家も道具も放りっぱなしで、どうなろうと気にしない。教室なんてどうなろうと関係ない。そのような様子を表したことわざが「後は野となれ山となれ」です。このようにほったらかしでいかれた日には、あとの人が大変な思いをします。新しい学年になって、入った教室がごみだらけ黒板は落書きだらけ、汚れたり壊れたりしたままではいい気持ちがしません。出て行った人も片付けをしないで出て行ったと悪く思われてしまいます。お互いいいことはありません。 さらに、毎年この時期話している内容です。学習や生活のまとめに便利なものと言えば?そうです!キャリアパスポート。これまで、各クラスでも途中の振り返りなどでも活用してきましたね。今回は1年間の振り返りと、それをもとにした来年度に向けて決意を書きます。持ち帰らせる学年もあると思います。是非おうちの人からのコメントもどうぞよろしくお願いします。担任やおうちの人からのコメントは、最高のやる気スイッチです。 後二週間あまり、勉強も教室の道具の片付け掃除もしっかり行って、「立つ鳥跡を濁さず」か「後は野となれ山となれ」か、みなさんはどっちでしょう。二辰小のみなさんは「立つ鳥跡を濁さず」で頑張ってほしいなと思います。 今日は年度末、1年間のまとめを行う、さらに、新年度を迎えるに当たって「立つ鳥跡を濁さず」でいこうという話をしました。 最後に、情報と言うことで、今年も6年生が学校をアート会場にしてくれます。今日から来週の月曜日までです。会場展示マップも配付されていますので是非休み時間など足を運んでみてください。保護者の方もどうぞ! 今週は寒くなりそうです。体調管理に気を付けてお過ごしください。【添付ファイル】
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