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9月7日(月)放送朝会

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 マスクのまま気持ちのこもったあいさつのあと、今朝はイソップ童話「3人のレンガ職人」の話を放送で行いました。こんな話です。
 ある旅人が、町外れを歩いていると、1人の男が何やら難しそうな顔をして、レンガを積んでいました。旅人はその男に尋ねました。「ここで何をしているのですか?」すると男が答えました。「親方に言われたからやっているんだ。暑いのに・・・」旅人は「それは大変ですね」と立ち去りました。
 しばらく行くと、一生懸命レンガを積んでいる別の男に出会いました。旅人は男に尋ねました。「ここで何をしているのですか?」すると男が答えました。「レンガを積むのが俺の仕事だし、この仕事で家族を養えるんだ。」 旅人は「頑張ってくださいね」と励ましの言葉を投げかけて歩き続けました。
 さらにもう少し歩いて行くと、別の男が、楽しそうにレンガを積んでいました。旅人はその男に尋ねました。「ここで何をしているのですか?」すると男が目を輝かせて答えました。「私は歴史に残る偉大な大聖堂を作っているんだ。完成したら、多くの人がこの場所で祝福を受け、悲しみを癒やすんだ。どうだ。素晴らしいだろう!おまえさんも、完成したら是非もう一度来てみるといいよ」旅人は思わず「ありがとうございます」とお礼の言葉を言い、去って行きました。という内容です。
 同じように、レンガ積みをしている3人の職人。
 しかし、レンガを積みながら、考えていることが全く違います。何のためにしているのか。目標の高さと目標への意識の違いが、仕事の仕方を変えているのです。
 勉強でも習い事でもそうです。同じことの繰り返しかもしれません。まさに、レンガを積むことに似ています。それをやるときに
  ・おうちの人や先生に怒られるから、いやいややるか。
  ・小学生の今は勉強することや習い事の練習をするのは当たり前だからやるか。
  ・将来、やりたいことやなりたいことのためにやるのか。
 で勉強や練習をやるときの気持ちが違いますね。
 同じことをやっていても、目標や意識の高さで変わってきます。
 何かに取り組むとき、目標を高く持ち、楽しくやっていきましょう。という話をしました。
 写真の4・5・6年生のようにしっかり聞いてくれていたと思います。

公開日:2020年09月07日 11:00:00