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2/19(金)今週の二辰小-6年思プロ第2弾-
今週は学校公開週間でした。お知らせの通り、Zoomを活用した初のオンライン授業公開でした。1クラス1時間という制限を守ってくださったり、学年単位の公開では時間を区切って入室してくださったり、音声とビデオをオフにしてくださったりなどご協力いただき本当にありがとうございました。
で、あるにもかかわらず、通信状態や無線LANやタブレットの不具合等もあり、ご迷惑をおかけしたこと、本当に申し訳ありませんでした。いただいたご意見や感想などは、来年度からのGIGAスクール構想に向けての改善点として取り組んで参ります。
今週の様子は、水曜日に行われた6年生「思い出プロジェクトKOTO2020」第2弾の様子をお伝えします。第1弾は本HPでもご紹介したように、児童が中心となって計画し準備し運営し参加したものでした。第2弾は、下級生の見本となって「コロナをできない理由にしない」といろいろと工夫した活動を行ってくれた6年生に対する感謝の気持ちも込めて学校が主体となって計画をしました。題して、「ドローン×プログラミング授業」です。FPV ROBOTICS INC.さんの協力の下、実現しました。
1時間目、前半は座学でドローンとは何か、ドローンが変える未来、ドローンの制御システムはすべてプログラミングであること、今現在どのくらいまで技術が進んでいるのかなどを映像とともに教えてくださいました。後半はクラスの代表者が、実際に校庭でドローンを飛ばす体験をしました。上空60mくらいまで上昇させ、360度回転し、町の様子を俯瞰して、元の位置に着陸させました。
2・3・4時間目は、各クラスごとに、ドローン×プログラミング授業を受けました。二つのグループに分けて、前半と後半の交代制で、A:コントローラーをつかってドローンを飛ばす実体験とB:プログラミングソフトスクラッチをつかって課題をクリアしつつドローンを飛ばす体験を行いました。この学年の児童は、5年生の時に、プログラミングソフトスクラッチをつかって、図形を描いたりロボットを走行させたりした経験がありますので、大人も驚くくらいスムースに授業に入り込んでいました。体験していること、経験していることの大切さを感じました。
醍醐味は、当初各自が立てたプログラミングではうまくいかないときに、みんなで秒数や進む方向、風の影響を考慮した修正などを話し合って解決していく過程です。「令和の日本型学校教育」新しい学びのスタイルである「個別最適な学びと協働的な学び」の一体化はGIGAスクール構想の中でこそ実現させていくものだと感じさせる場面でした。
コロナウィルス感染症拡大対応、様々な方面でのご協力で新規感染者数が少なくなってきました。ワクチンの接種も始まろうとしています。相変わらず医療関係の逼迫状態は変わりないようです。良い週末をお過ごしください。
公開日:2021年02月19日 12:00:00