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令和5年1月30日(月)Meet朝会―卵の話―

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 今週も6年生からのあいさつで始まりました。今週からランニング週間が始まります。寒さに負けず体力作りをしましょう!と元気よく呼びかけてくれました。ありがとう!!
 今日はまずは、SDGs委員会がペットボトルキャップをやっています。みなさんの協力もあってたくさん集まっています。ありがとうございます。そして、ペットボトルキャップ集めの協力も嬉しいのですが、2年生がポスターをつくって協力してくれました。こういう協力もあるんですね。感動しました。とポスターとともに紹介しました。ペットボトルキャップ集めまだまだ続きます。引き続きご協力をよろしくお願いします。
 では、今日の話です。
 「卵の話」をします。と始めました。卵の話でよく知られているものの中に「コロンブスの卵」という話があります。「コロンブスの卵」について簡単に話をしました。
 15世紀末、イタリアのコロンブスという人が、それまで陸伝いに海でインドや中国に行き来していた航海を、西に行っても行けるのではないかと考え、挑戦し、見事アメリカを発見し(コロンブスはそこがインドだと思っていたこと)、新大陸発見したとイタリアに凱旋しました。知り合いや仲間たちが集まっているサロンで、「だれにでもできる」「運がよかっただけだろ」みたいなことを言われたとき、コロンブスは目の前にあった卵を取り上げ、「この中でこの卵を立てることができる人はいますか」と尋ねた。みんな、卵立てに挑戦するがだれも立てられない。そのとき、コロンブスは卵の底の部分をテーブルで潰しながら見事立てた。それを見た聴衆は、「そんなことならだれでもできる」、「そんなのインチキだ!」と口々に文句がでた。わたしはただ卵を立てることができるかと聞いた。だれもできなかった。あとでいろいろということは簡単だ。最初にやることがいかに難しいか、最初に考えることはとても難しいのだなどと言ったと伝えられている。これがいわゆる「コロンブスの卵」と言うお話です。最初にやること、最初に考えることの難しさ、そして、発想の転換等の時にも使われます。と言う一連お話をスライドで説明したあと、では、さて、はて、
 「本当につぶさないとは卵は立たないのでしょうか」
 と投げかけました。この問題について真っ正面から考えるきっかけを作った新聞記事が出たのです。「立春の卵」は立つ。というものです。この記事を見て、雪の研究で有名な物理学者中谷宇吉郎先生が「雪と人生」という著書のエッセイの中の「立春の卵」というエピソードを紹介しました。
 とりあえず、今週は「今年の立春は2月4日の土曜日です。立春の卵は本当に立つでしょうか。もしも時間があったらチャレンジしてみてね!」と投げかけて終わりました。もしかしたらおうちで、卵立てに挑戦する子がいるかもしれません。そのときは、私の朝会での話が原因です。すみません。
 今週は、学校公開もあります。ぜひご参観ください。今週も寒さに負けずに元気にがんばりましょう。

公開日:2023年01月30日 08:00:00