江東区立第二辰巳小学校

　２／１３（木）の３・４時間目。５年生が、上記の学習活動を行いました。お知らせが遅くなりました。その時の様子を紹介します。
　これまで５年生は２３もの会社ごとに、事業計画を立て、実際に融資担当している銀行の方に融資の相談をして、ＯＫが出たところから、そのお金で商品の材料を購入し仕上げました。その後、会社ごとに、商品をつくり、その商品を売り出すための、プレゼンシートを作成して、素晴らしいプレゼン大会を開きました。その後、学校公開・土曜授業参観日にあてた商品の即席販売促進会も大盛況でした。
　今回はその決算報告会の様子です。最初に、クラスごとに、最終損益の発表です。
　その後、赤字になった会社には、実際に融資担当している銀行の方（前回もお世話になりました、東京ベイ信金さんに多大なるご協力をいただきました）に赤字になった理由や今後の方針や立て直しなどを説明していました。なかなかよく考えて説明していました。損益の原因。どの会社も一番の理由は、時間が迫ってきたので、ダンピングと言いますか、価格をかなり下げて売りまくったことが反省点としてあげられていました････。東京ベイ信金のみなさん、本当にありがとうございました。
　その後、それらを受けての会社ごとの振り返り。社長を始め各担当から、今回の取組について反省点、もちろんよかったところも述べていきました。反省ばかりでなく、社員同士のよかったところにも触れられていて成長を感じました。
　また、各自の振り返りの中に、あきらめない、工夫して乗り切った、最後までがんばって、材料がなかったので他のもので代替した、苦手なところは得意な友だちに任せた、会社の中で協力したなどなど、アントレプレナーシップや非認知能力の育成につながる言葉がこどもたち自身からたくさん聞けたことは一番の成果でした。
　最後に、角川アスキーの担当の方からのこの取組に対する振り返りが各教室ごとに行われました。
　今回の５年生の総合的な学習の時間「会社をつくろう！」の実践には保護者の皆様にもたくさんご協力いただきました。ありがとうございました。
　今回の取組に全面的にご協力いただいた東京都起業家教育プログラム事務局、角川アスキーの起業家教育プログラム担当の皆様、この場を借りて厚く御礼を申し上げます。
　今朝はこれから「６年生を送る会」です。総合でがんばった５年生が司会や進行、全体の仕切りなど大活躍します。