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令和7年7月1日(火)全校Meet朝会―EnglishCaravanがやってくる!―
今日は全校Meet朝会です。6年生から、暑い日が続きます。水分補給など小まめに取りましょう。ありがとう!熱中症関連、校長先生も話そうと思っていました!さすが!!
まずは、日頃の登校班での頑張り、特に班長さん副班長さん高学年のみなさんにお礼を言いました。そして、雨の日の傘を差しての集団登校&それぞれの下校。傘の差し方、歩き方一つで全然違います。前から来た人後ろから通る人などがスムーズに通行できるでしょうか。梅雨が明けても毎日暑い日が続きそうです。日傘の差し方にも注意しましょう。
そして、今日はこんなお話からと、スライドを見せながら始めました。
日本語検定主催 日本語大賞 文部科学大臣賞をとった作文を見せながら話しました。
「やくせなかった言葉」です。概略を書きます。
インドネシアの海外の学校に言っている3年生の男の子の作文です。こんな話。
夏休み一時帰国したとき、以前所属していたサッカーチームの合宿に参加しました。
その際、食事のあいさつかがりに指名されました。自己紹介をしたあと、いざ、「いただきます」を英語で言おうとすると言えないことに気付きます。
帰っても気になり、翻訳アプリでも調べたら、「Let’s eat!」と出てきました。
これは絶対違うなと思いました。夕食の時に家族にも聞きます。父も母も兄も、口をそろえて「それは訳せない」と言われました。母が続いて、動植物の命をいただくこと、さらに、それらの食べ物を育てたり作ったり運んだりしてくれた人に対してもありがとうの気持ちもこもっていることを話してくれます。
それを聞いてさらにいろいろと英語で言い表そうとしますが、言い言葉は見つかりません。
だんだんと、最初は訳せなかったことに悔しかったけれど、この日本語の「いただきます」は、すごい言葉なんだと嬉しくなったという作文です。文部科学大臣賞を受賞するだけあって、素晴らしいですね。
でも、日本語だけかなぁと続けました。他の国の言葉にも、その国の人たちの思いや願い、文化や伝統、習わしや風習などが込められている言葉はありそうですね。その中には逆に日本語に訳せない言葉もありそうです。
明日7/2(水)に、本校に「EnglishCaravan」がやってきます。東京都教育委員会の事業で、英語に触れる機会の創出のための取組です。実は、昨年度は、「EnglishWeek」とて、1週間ネイティブスピーカー フィリピンからいらしたマルゥさんが来てくれて、3年生以上が英語の授業だけでなくさまざまな場面の授業などで触れ合いました。覚えている人もいると思います。今回のEnglishCaravanは主に低学年全クラスで実施します。休み時間や給食時間、下校時間などには他学年とも交流します。
これを機会に、日本語のすごさ、英語の素晴らしさに触れられるといいですね。
公開日:2025年07月01日 08:00:00