カテゴリ:全体
令和7年10月27日(月)全校Meet朝会―植物も考える?!―
おはようございます!延期していたMeet朝会を始めます。
秋はどこに行ったの?から始まった今日の朝会。Meet朝会でした。6年生もインフルエンザなどへの注意喚起を行ってくれました。
まずは、3年生の区内巡り、2年生葛西臨海水族園見学、そして、6年生日光移動教室&6年連合運動会の様子と頑張りを紹介しました。特に6年生は日程がタイトの中、本当によくがんばりました!
さて今日の話題は「考える」。動物は人間を初めいろいろと考えています。動物だって、昆虫だって、感情があります。嬉しいとき、悲しいとき、怒ったとき、感情が感じ取れます。昆虫だって餌場の奪い合いをします。これは、脳でいろいろと考えているからです。
では、植物はどうでしょう。
日光の山の上の方は紅葉しつつありました。秋になると木の葉が色づく。これは考えているから?という問いには、考えているというか、季節の変わり目、温度が下がると色付くようになっているから、もっと詳しい人はアントシアニンがなどと言われそうです。でも最初からそうだったわけではないと思います。
では、最近の研究では、同じ植物、同じ大きさ、同じ時期に、一方には褒め言葉、もう一方にはトゲトゲ言葉を毎日何度も声をかけると、前者はすくすくと育ち、後者はだんだんと元気がなくなり、やがて枯れてしまうと言う実験がいくつも紹介されています。もしかして、植物も自己有用感などを感じ取っているのか?
また、乳牛に音楽を聴かせるとおいしい味わいになる、これは、動物を対象とした実験で、有名な話です。一方で、植物の野菜や果物に、モーツァルトやバッハのようなクラシックなど「高尚」な音楽を聴かせるとこれまた深みのある味わいや糖度が増すということも報告されています。
ということは植物も何かしら感じているのか、考えているのか?
もうひとつ、植物は動きません。動けません。ではどうしてあんなにも植物の範囲が広がっているのか。通常は動けないので、その場に種が落ちてしまいます。そのままでは子孫が同じ土壌で育ち、挙げ句の果てに自分の競争相手になってしまいます。
そのため、いろいろな方法で、種をできるだけ遠くに飛ばす方法をあみだしています。風、雨、鳥、他の動くものを利用する、自ら工夫した種子の形や色などです。誕生してすぐにこの形や色になったわけではありません、いろいろと自ら工夫しながら、つまり、これを考えていると捉えると、今のような形や色を考えあみ出した結果なのです。そう考えると、すごくないですか?植物って。
日光移動教室で早々と紅葉を始めている木々を眺めながらこんなことを考えていました。
みなさんはどう思いますか?
寒くなりました。体調に気を付けてお過ごしください。手洗い、マスク、消毒、喚起などの対策をしっかりしていきましょう。
公開日:2025年10月27日 08:00:00